米サウスコ社は、日本法人「サウスコ・ジャパン」(大阪市此花区島屋6―2―82、TEL06―6466―1200、杉本直之代表取締役)を設立し、11月1日から営業を開始した。
サウスコは、様々な産業向けのロック、ラッチ、ファスナ、ヒンジ、ポジショニングテクノロジーなどの各種アクセサリーメーカー。
日本市場の営業強化に向けて、物流倉庫を備えた日本法人を設立。営業、カスタマーサービス、技術サポート、物流管理や販売業務を行う。
今後、顧客への直接的な技術サポートや製品販売および営業体制で、日本市場でのさらなる成長を目指す。
同社は過去20年以上にわたって、鍋屋バイテック(NBK)を通じて日本市場に製品を供給し、サウスコの日本市場での成長に非常に重要な役割を担ってきた。
日本法人設立後も、NBKはサウスコ製品の販売を継続する一方、サウスコも自社スタッフで直接顧客に販売・サービス・サポートを提供していく。
代表取締役の杉本直之氏は、サウスコ入社以前にタキゲン製造の代表取締役を務めていたほか、同社の中国法人代表として現地のビジネスを5年で軌道に乗せた実績を持つなど、30年以上にわたりアクセスハードウェア(機械要素部品)業界において販売や製品開発および経営に携わってきた。
サウスコは、1899年創業で、従業員数は世界22カ国で2300人を数える。