11月6日から3日間、東京ビッグサイト(西1、2ホール)で開催される「SCF(システム
コントロール
フェア)2013」と「計測展2013
TOKYO」は、今回から初めて2つの展示会を同一会場内にエリアを分けて行う。前回(2011年)は会期(11月16日から3日間)と会場(東京ビッグサイト)は統一したが、SCFが西1、2ホール、計測展が東4ホールと分かれての展示会であったため、かならずしも連携の取れた展示とはいえなかった。
今回は、西1、2ホールに会場を統一するとともに、SCFエリアと計測展エリア、それに両展共通エリアの大きく3つに分けることで、来場者、出展者の双方に的を絞った分かりやすい展示となるような配置となっている。
ものづくり現場で必要とされるソリューションには、FA/PAに共通した点があることから、今回は、それぞれの強みを生かした提案で、ものづくりに携わるすべての業界に最適なソリューションの提供と最新のテクノロジーを体感できるような内容となっている。日本からアジア、世界に発信することで、ものづくりを元気にする役割を今回の展示会は担っている。
また、今回は西1、2ホールのアトリウムにもステージを設けており、トークショー「かっこいいニッポンの技術」を連日開くほか、未来の担い手である学生コーナー、公共機関・団体ゾーンを設けている。
西2ホールには「オープンネットワークゾーン」を設けて、フィールドネットワークやモーション、セーフティなどのオープン化を進める主要関連団体が展示している。
SCFの出展対象品目は、FAコントロールシステムおよび機器(プログラマブル・コントローラー、FAコントローラー/FAパソコン、プログラマブル表示器、プロセス入出力装置/エンジニアリングワークステーション)、情報伝送装置および周辺装置(FA用情報伝送装置、光ファイバー/レーザー応用情報伝送装置/各種自動監視装置/情報伝送用周辺装置)、FA用ソフトウェア(アプリケーションソフトウェア/AI応用ソフトウェア/情報伝送用ソフトウェア/その他FA関連ソフトウェア)、CAD/CAMシステム・関連機器(CAD/CAMシステム、画像処理システム)、自動認識装置・自動検査装置(ビジョンシステム/各種センシングシステム/自動検査システム)、駆動制御装置(インバーター、サーボ、各種駆動装置)、制御コンポーネント(制御用リレー/操作用スイッチ/検出用スイッチ/非接触型センサー、制御用ボード/調節機器)、アクチュエータ(各種モーター/その他アクチュエータ)、電源装置・機器(無停電電源装置/スイッチングレギュレーター/電源フィルター、その他電源装置)、配電機器、安全制御機器、省エネ・環境・関連機器(省エネ・新エネ装置・機器、環境装置・機器、省配線器、FEMS=工場エネルギー管理システム)、関連システム・機器(セキュリティ機器、監視・保全システム、パケット通信、その他システム・機器)などとなっている。
一方、計測展の出展対象品目は、電気測定器、FA用計測制御機器、PA用計測制御機器、指示計器、電力需給計器、電子応用計測器、環境計測器、放射線計測器、存在検知センサー、FAインテリジェントセンサ、表示監視機器、アクチュエータ、プログラマブル・コントローラー、FAシステム機器、電源機器、グラフィック表示器、計測・制御ソフトウェア/ソリューションなど。