省配線システムのエニイワイヤは、三菱電機が提唱するセンサ連携ソリューション「iQ
Sensor
Solution(iQSS)」のパートナーとして、「デジタルリンクセンサ(AnyWireASLINK)」を本格展開する。
デジタルリンクセンサは、センシングレベルや断線などのセンサ情報をデジタル化することにより、「見える化」からさらに一歩進んだ「診(み)える化」を実現している。状態監視が可能な全く新しいセンサソリューション。
AnyWireASLINKは、同社の特徴である「配線メディアを選ばない」「分岐制限がない」といった点を生かし、新規設備への採用に加え、既存設備への導入においても、従来からの同社の製品/シリーズ同様、手軽さを実現する。
「ちょこ停」防止や予防保全などの「設備の健康診断」を安価に実現するもので、これからの生産設備に求められる高度な品質管理や、トレーサビリティなどに対応するコストを大幅に抑制することが可能である。
(http://www.anywire.jp)
オムロンは”Be
the
Automation
Partner!~Sysmacはオートメーションのベストパートナーへ!~”のコンセプトのもと、市場で実証されたソリューション実現力とオムロンの目指すオートメーションの方向性をアピールする。
会場では、”Sysmacオートメーションプラットフォーム”を基盤に、「人と機械が共生する生産現場」を実現するための新技術として、次世代MMI(マンマシンインタフェース)技術や、モバイル技術・インターネット技術を採用したFAメンテナンス技術などを参考出展する。
また、Sysmac商品・新技術を実際に搭載した最新のロボット機械モデルや生産ラインを擬した複合モデルも複数会場に展示し、これまでに体験したことのない同社の最新制御技術によるソリューション実現力を訴求する。さらに、国際標準規格IEC61131―3に準拠したプログラミング開発工数の削減手法も提案。
(http://www.fa.omron.co.jp)
オーム電機は、新製品の「防水型ケーブルクランプ
セパレート(分割)タイプ」、「中継ボックス」などの各種配線パーツ、省エネ機能を追加した新型「COOL
CABI」などを展示実演し、使いやすさ、高性能・高機能などを訴求する。
業界初の防水型セパレートタイプは、”クランプ本体を割って通す”という新発想(特許)で開発した画期的な新製品。
コネクタと一体化したケーブルは、盤などへの引き込み時に現場では、コネクタがクランプに通らないという問題があり、現場でコネクタへの配線作業を行わざるを得なかった。
防水型セパレートタイプを使用することで、コネクタへの配線作業が事前にハーネス化できるため、現場での作業効率が向上する。また、信頼性の高い装置の製作が可能になる。保護構造IP67に適合。
ねじ止め用多連式絶縁キャップ分岐配線・動力用OA―QTM844は、1台で端子台と端子ボックスの役目を持ち、省スペース・省コスト化はもちろん、モーターの分岐配線の作業効率化に役立つ新製品。
(http://www.ohm.jp)
オリエンタルモーターは、機械式多回転アブソリュートセンサ搭載のクローズドループステッピングモーターユニットAZシリーズ、コンパクトリニアアクチュエータDRLⅡシリーズ、中空ロータリーアクチュエータDGⅡシリーズの新製品を始め、クローズドループステッピングモーターユニットARシリーズ、新5相ステッピングモーターユニットRKⅡシリーズ、電動スライダEASシリーズ、ブラシレスモーターユニットBLEシリーズなど主力製品を出展する。
とくに、簡単制御・簡単接続・コストダウンの要求を満足する「FLEX」ソリューションを提案する。ドライバ1台でI/O制御、Modbus(RTU)、ネットワークコンバータ経由でFAネットワーク制御に対応できる。
新製品のクローズドループステッピングモーターユニットAZシリーズは、新開発のバッテリ不要の多回転アブソリュートセンサ(ABZOセンサ)を搭載。ABZOセンサがモーターの現在位置を検出し常に位置を逃さないため、位置決めの常識を変えると見られる。FLEX対応製品も揃っている。
(http://www.orientalmotor.co.jp)