河村電器産業は、手軽に利用できるエネルギーの見える化電力管理システムとして、節電のためのピークカット、デマンド機器への応用も可能な省エネ機器「eモニターシリーズ」を展示する。
同シリーズの「eマルチ」は電力管理だけでなく、電気、ガス、水道などの各種のエネルギーをトータルで管理でき、工場設備や店舗での集中管理による省エネ促進効果、節電効果や、省エネの意識向上に役立てることができる。
また、デマンド電力を計測しながら、空調をコントロール運転する無線デマンドコントロールシステム「D
Remo―Con」も併せて展示。高圧部分の電源工事、結線が不要のため、主電源を停電させずに導入が可能となる。
さらに、収納性とメンテナンス性に優れたターミナルキャビネット「I/Oターミナルキャビネットシリーズ」も展示。製造ラインの分離、増設、メンテナンスに対応する電源ターミナルや通信ターミナルに最適なキャビネットになっている。
(http://www.kawamura.co.jp)
国際電業は、国産初の無線フットスイッチとして、単体の「TRJB―1W」、二連式の「同―1W―2」を出展す
る。
医療現場でニーズが高まっている無線式のメリットをPRする。
医療現場では、CT装置、X線装置などの診療・治療装置のケーブルが、医療行為を妨げたり、断線の危険性を高めたりしているため、無線化の要求が多くなっている。
今回の製品は、こうした要求に応えるもので、送信部、受信部、充電アダプタで構成され、無線方式にBluetooth方式を採用、電波の信頼性が高く、安心して利用できる。動作範囲は10メートル。
また、無線式による動作確認などの不安を解消するため、フットスイッチとして初のLED表示機能を備え、動作・電池充電・エラーが目視で確認できるようにした。
その他、(1)フットスイッチを現場で交換できる構造(2)防水機能IPX8(3)多連は扇形で足の疲労を軽減―などの特徴がある。
(http://www.kdengyo.co.jp/)
サンミューロンは、XH形スイッチ専用簡単配線ユニットをはじめ、各種照光式押しボタンスイッチなどを中心に展示。
このうち、XH形スイッチ専用簡単配線ユニットは、配線時のはんだ作業をなくして、環境負荷低減と配線作業の短縮を実現している。
新ユニットはスイッチの配線作業を、端子ホルダー穴に電線を挿入し、平行プライヤーで端子を圧接するだけで結線ができ、その後スイッチ本体と組み合わせることで、完了できるもの。配線時に、はんだやそのための電気が不要で、被覆廃棄物も発生しないなど、環境に優しい結線が可能になる。
電線被覆を剥かないため、配線作業時間が従来結線比で半減化(同社試算)できる。しかも、はんだ不使用のため、はんだポールおよび、ひげショートなどの発生の心配もなく、はんだ状態の認定作業員も不要になる。
新製品の表面実装ライトスイッチ「K2形/K9形シリーズ」は、照光式スイッチでは画期的なサーフェースマウント端子を採用している。
(http://www.sunmulon.co.jp)
SCADAツール最大手のジェイティ
エンジニアリングは、工程監視構築ツールであるJoyWatcherSuite、ビル監視構築ツールJoyWatcherSuiteBAをはじめJoyシリーズを展示、現場の見える化へ純国産で高信頼・操作性・親和性・低価格をアピールする。Joyシリーズソリューション事例も紹介する。
同社は、建築・エンジニアリング・システムインテグレーションの機能を持つ総合エンジニアリング会社で、JT(日本たばこ産業)で培ってきた最高の技術を産業界に提供している。SCF展では、システムインテグレーション部門の部品系MESパッケージ群Joyシリーズを主体に出展。
制御系と情報系を統合したJoyWatcherSuiteは、高価・オーバースペック・カスタマイズが困難などの現場のニーズをクリアする高信頼の純国産工程監視構築ツール。近日リリースのVer・8・2も展示会場で公開する。
(http://www.jte.co.jp)