ニチフは、単一コネクタでオス・メス接続が可能な圧接形中継コネクタ「セミ・シェップ(SEMI
SHEP)」シリーズに、より線で0・08平方ミリメートルの細サイズまで対応する「NDC2824」を発売した。
同社のセミ・シェップは、単一コネクタを上下180度回転させるだけで、オスとメスの接続が可能。コネクタの抜け防止のための連結板(オプション)で固定することができる。コネクタのガイドに合わせてスライドさせ、コネクタ同士を連結することも可能で、多極として使用できる。
多極使用時のピッチは5・6ミリ。電線被覆むきが不要で、プライヤで簡単に接続できる。RoHS対応。
NDC2824は、適合電線サイズがより線で0・08平方ミリ~0・2平方ミリ/AWG28~24。単線は径0・4ミリ~0・5ミリ。電線被覆の外径は最大1・6ミリ。定格電流はAWG28~26使用時1A、同24が2A。定格電圧は100V。
既発売の「NDC2420」と接続部分は同じサイズ・形状で嵌合が可能である。
(http://www.nichifu.co.jp)
日東工業は、同社キャビネットにレーザー穴加工を行う図面作成Webシステム「CABISTA(キャビスタ)」を、SCFで紹介する。
登録制のWebサイトに登録することで、CAD経験がなくても、キャビネット本体の扉、左右側面、天面、底面、背面などへの穴加工図面の作成が可能となる。
穴加工図面の入力は24時間可能で、穴加工の図面データ(PDF・DXF)は入力後、約2~5分で完成、見積書も瞬時に完成する。
また、通常のレーザー穴加工では「基本価格+穴加工価格」が必要となるが、キャビスタの作成図面で注文する場合、穴加工は無料となる(基板穴加工、タップ穴加工を除く)。
穴加工は、短納期対応で最短の場合、2日目に発送できる。
丸穴・角穴・複合穴の基本パターンから回転パターンまで多種多様な加工穴を配置でき、鉄製基板への穴加工・タップ穴加工など、様々なニーズに対応する。
(https://ntec.nito.co.jp/JL/cabista/index.html)
日本シュトイテは、複雑で過酷な環境に最適な非常停止ロープスイッチ、ポジションスイッチなど安全開閉器・センサーを出展する。安全対策機器の本場であるドイツで、50年の歴史から培った高品質・高信頼性の製品を会場で披露する。
堅牢型非常停止ロープスイッチZS91Sは、保護構造IP66及びIP67に適合、そのうえマイナス40℃でも使用できる。このほか、繊維強化樹脂製ハウジング、6接点(4NC/2NOなど)可能、ISO13850適合などの特徴も持ち、ベルトコンベア用の蛇行検知スイッチ(予告機能付き)も用意。
非常停止ロープスイッチZS71KSTIP69Kは、防水性に優れる。ロープ切れ検知及びタッチ機能付き。
ポジションスイッチ関係では、マイナス35℃またはプラス180℃対応のES41、マイナス40℃またはプラス90℃対応のES/EM98など、悪環境下で性能を発揮する製品群を紹介する。
FA・PAのほか医療機器、ビルなどにも採用されている。
(http://www.steute.jp/)
日本開閉器工業は、今年創立60周年を迎えた操作用スイッチの総合メーカーとして、「タフな環境でもあなたの意志を機器に明確に伝える」をテーマに出展する。
豊富にそろった照光式スイッチの新製品として、液晶表示多機能押ボタンスイッチ「ISシリーズ」の表示エリアを拡大したワイドビュータイプを発売した。表示面積が129%から最大で156%拡大して大幅に見やすくしている。バックライトは36×24ドットで、今回新たにこれまでの2色タイプに加え、超高輝度RGBの64色LEDにも対応した。
また、ディスプレイ表示部も64×32ドットと36×24ドットの高解像度に加えて、広視野角・高コントラストのFSTN液晶(白黒モード)を採用してい
る。
一方、表面フィルム材料の工夫で、1つのスイッチで2つの発光色とメッセージが変換表示できる新2色変換表示押ボタンスイッチに、KP01、KP02、UBの3シリーズを追加し、既発売のUB2、NP01と合わせて5シリーズとなった。
(http://www.nikkai.co.jp)