米社製渦流量計「AXシリーズ」アズビルが販売開始 蒸気計測効率化、コスト低減

アズビルは、米国のアズビルボルテック社の渦流量計「AXシリーズ」の販売を開始した。販売価格は33万円からで、初年度350台、3年後1000台の販売を計画。
AXシリーズは、マルチバリアブル機能により1台で流量・温度・圧力を測定し、体積流量・質量流量・温度・圧力・密度の5つのうち3つを出力することが可能となっており、温度や圧力の補正が必要な蒸気計測の効率化とコスト低減に貢献する。

また、大口径配管用に挿入形を用意しており、配管に組み込むインライン形と比べ低コストでの導入が可能となり、しかもプロセスを止めずにメンテナンスが可能なため、メンテナンス効率が向上する。

機種は、設置形態でインライン形と挿入形から、測定流体は補正が不要な液体流量測定に適したモデル、温度による密度補正ができる飽和蒸気流量測定に適したモデル、温度・圧力による密度補正ができる気体、および過熱蒸気の流量測定に適したモデルなど、アプリケーションに最適な機種の選定が可能である。

アズビルボルテック社は、同社が今年1月に資本参加し、azbilグループの一員となった。

渦流量計は蒸気や気体の流量計測に適しており、食品の殺菌や紙・パルプの加熱処理、化学工場の窒素や空気測定など、様々なプロセスで利用されている。

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