稼働率向上、工数削減に貢献デジタルリンクセンサエニイワイヤが本格展開

省配線システムのエニイワイヤ(京都府長岡京市馬場図所1、TEL075―956―1611、鈴木康之社長)は、三菱電機が推進するセンサ連携ソリューション「iQ
Sensor
Solution(iQSS)」のパートナーメーカーとして、「デジタルリンクセンサ(AnyWireASLINK)」を本格展開する。

三菱電機のiQSSは、同社のシーケンサ(MELSEC)と、同社のパートナーであるエニイワイヤなどのセンサメーカーのセンサとの接続や、調整が簡単なセンサ・ソリューション。

立ち上げやモニター、パラメータ設定が簡単にでき、作業者の作業負荷を軽減する。さらに、センサの状態やエラーを一括把握することができ、生産設備の開発から保守までのトータルコストを削減する。

エニイワイヤのデジタルリンクセンサは、シーケンサとセンサを結合した新しいアプリケーションで、稼働率向上や工数削減に貢献する。センシングレベルや断線などのセンサ情報をデジタル化し、「見える化」から一歩進んだ「診(み)える化」を実現し、状態監視も可能である。

AnyWireASLINKは、配線メディアを選ばず、分岐制限がないなどの特徴を持つセンサシステム。新規設備のほか、既存設備への導入においても、同社の従来システム同様、手軽に導入できる。さらに「ちょこ停」防止や、予防保全など「設備の健康診断」が安価に実現でき、生産設備に求められる高度な品質管理や、トレーサビリティなどにかかるコストを大幅に削減することができる。

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