独ダイアログ・セミコンダクター社は、インテリジェントLED照明用の新しいプラットフォーム「smarteXite」を発表した。これは、Bluetooth、Wi―Fi、ZigBeeなどの無線通信と光センサーを使用し、照明制御システムへの埋め込みを可能にする業界初のLEDドライバ・テクノロジーで、デジタル調光、ワイヤレス制御、センサー制御などで、照明機器の市場投入期間の短縮、LED電球の品質最適化、製品歩留まりの大幅改善などを可能にする。
最初の製品である「iW6401」は、単純な主電源オン/オフ切り替えによるデジタル調光や、欧州で新たに開発されたIEC62756―1の標準調光規格「Ledotron」に準拠したデジタル調光プロトコル、トグルスイッチベースの調光など、複数の調光インタフェースをサポートしている。また、すべての調光曲線は、高度に最適化、プログラム化してメモリに保存することができる。
さらに、iW6401内に集積化されたデジタルロードライントランスミッション受信回路は、世界初のプラグ・アンド・プレイLedotronシングルチップ・ソリューションを実現している。
ダイアログ・セミコンダクター社は、フランクフルト証券取引所に上場しており、2012年度の売上高は7億7400万ドル(前年度比47%増)、純利益6250万ドルとなっている。
日本法人としてダイアログ・セミコンダクター(東京都港区虎ノ門4―3―20、TEL03―5425―4567、飯田明彦社長)がある。