開閉制御装置の今年度上期は、2658億5900万円、前年同期比100・3%と堅調であった。産業用分電盤、住宅用分電盤が2桁の伸びを示し、特別高圧・高圧配電盤、その他の開閉制御装置も増加した。
上期を品目別にみると、工場やビル、マンションなどに使用される産業用分電盤は340億5700万円、前年同期比112・1%、住宅用分電盤は141億3200万円、同111・4%と伸びが2桁を超えた。いずれも第2四半期の伸びが第1四半期を上回った。
特別高圧(AC・DC7000V超)・高圧(DC750V~7000V、AC600V~7000V)配電盤は、上期535億2100万円、同104・0%。低圧分電盤(DC750V以下でAC600V以下)は295億6200万円、同98・0%であるが、第2四半期は104・0%と前年同期を上回った。
監視盤・制御盤などの監視制御装置は、977億9300万円、同94・0%。第1四半期は前年同期を上回ったが、第2四半期が2桁の減少。
その他の開閉制御装置(油・固体絶縁配電装置、閉鎖母線及び閉鎖形以外の配電盤など)は、367億9400万円、同101・6%である。