安川電機は、中国最大手の溶接機メーカーTEL尓TEL集団(カイエルダーグループ)の子会社、杭州TEL尓TEL机器人科技股TEL(カイエルダーロボット社、浙江省杭州市)に20%出資した。
2000年に設立されたカイエルダーグループは、08年には中国ハイテク企業として認定されているが、その子会社のカイエルダーロボット社は、産業用ロボットシステムの設計・製造・販売を目的に09年3月設立。カイエルダーグループの溶接機を使ったアーク溶接ロボットシステムを主力に、建機、造船、自動車関連などの中小企業を中心に販売している。
今回、安川電機中国を通じて出資したが、これを機に同社の産業用ロボットMOTOMANを活用したアーク溶接ロボットシステムのさらなる拡販を目指す。
カイエルダーグループは、資本金1億元。