オプテックス・エフエー(小國勇社長)は、断面形状をライン光で高速・高精度測定する形状測定センサ「LSシリーズ」(型式LS―100CN)を12月2日から発売した。標準価格は48万円。国内販売目標は年間1000台。
LSシリーズは、インラインにおける測定対象物の高さと幅を、レーザのライン光で測定する2次元の形状測定センサ。高さや幅のほか、位置や傾き、面積、直径など複数の測定モードを搭載。標準付属のPCソフトウェアとセンサ本体で簡単に設定が行える。
測定距離は100TELTEL25ミリ、視野幅は17ミリ(距離75ミリ時)~27ミリ(同125ミリ時)。高さ方向の繰り返し精度は2μm、幅方向の分解能は25μm、サンプリング周期は最速0・5msと、高速で高精度な形状測定が可能である。サイズはW40×D60×H94・5ミリ。
用途として、部品加工後の形状検査、自動車ドアの隙間・段差検査、ブレーキパッド部品の高さ検査、基板の2枚送り検知、金属部品の加工後検査、シール剤の塗布位置・量検査、ベルトの貼り合わせズレ量検査など幅広い分野で使用できる。
価格も2次元の測定器として求めやすく設定している。
なお、新製品は同社の新製品ブランド「FASTUS(ファスタス)」の第4弾となる。