ワゴジャパンは、MCプロトコルを使用して三菱電機製PLCとEthernet通信ができるプログラム可能型Ethernet対応バスコントローラWAGO
I/O
SYSTEM750シリーズを発売している。
新型バスカプラはメイン機種の750―880、SDカードスロット搭載型の881、ネットワーク二重化に対応した882などがあり、従来品から処理スピードやメモリ容量を倍増した。
MCプロトコル対応ソフトウェアをインストールすることでMELSEC―QシリーズのEthernetインターフェースユニットを介してシーケンサとの通信が行える。I/Oシステム側でシーケンサのレジストリに対してデータの読み書きを行うため、マスタ側の負担を軽減できる。
PLCのネットワーク設定のみで通信でき、CC―Linkのコンフィグレーションの変更は不要。また、リモートI/Oとして動作するほか、シーケンスプログラムを書き込むことで、マスタとの通信を行いながらスレーブ側での分散制御も可能。サンプルプログラムは同社Webサイトで無償ダウンロード可能。
(http://www.wago.co.jp/io/)