理化工業(東京都大田区久が原5―16―6、TEL03―3751―8111、保知輝英社長)は、モジュール型調節計SZRシリーズとして、「Z―TIO―G」を発売した。
新製品は、分解能が1000分の1℃と高精度を実現しながら、入力レンジがTEL50・000~TEL150・000と幅広いのが大きな特徴。また、分解能が100分の1℃タイプは、入力レンジがTEL50・00~TEL250・00、またはTEL150・00~TEL150・00℃レンジでも使える。
しかも、温度以外の電圧入力仕様のDC0~1Vもそろえており、各種アプリケーションに幅広く対応可能。
さらに、同社の既存機種(PF900、HA900/400)などにも搭載して好評を得ている、ランク/ソーク制御専用の新制御アルゴリズム「RSS(ランプ・ソーク・スタビライザー)」を搭載しており、ランプ制御開始時の追従制御性向上と、ソーク制御移行時のオーバーシュート抑制を同時に行うことで、温度追従性が一段と向上している。
そのほか、オートチューニング付きカスケード制御や1台で2チャンネル制御が可能となっている。