東洋技研(長野県岡谷市長地権現町4―8―7、TEL0266―27―2012、花岡孝社長)は、産業用トランスに三相・複巻TRP、単相・単巻TRA―21Y、タイトランスTRH―11Sの各シリーズ合計22機種を標準タイプとしてラインアップした。
TRPシリーズは、1次電圧0―380―400―440V、2次電圧0―200―220Vの三相・複巻9機種。
TRA―21Yシリーズは、1次電圧0―200―220V、2次電圧0―100―110Vの単相・単巻6機種。
TRH―11Sシリーズは、1次電圧0―100―110―120V、2次電圧0―100―110―120Vのタイトランス7機種。
TRP、TRH―11Sシリーズは、静電シールドを標準装備している。
また、3シリーズとも端子台の位置をコア中心部に寄せたことによりトランス取り付け時における工具の斜め現象を解消でき、取り付け作業が容易に行えるようにした。
このほか(1)堅固な端子台構造により強度をアップ(2)安全性を重視して端子間の側壁を高くした(3)振動にも外れないC型カバーを使用(4)端子台の材質は耐油・耐熱・耐薬品性に強いPBT樹脂UL94V―0を採用などの特徴を持っている。