渡辺電機工業(東京都渋谷区神宮前6―16―19、TEL03―3400―6141、渡辺秀禧社長)は2日から新エネルギー監視システムを発売した。
本体価格は、電力のみ計測タイプ10万円、電力・ガス・水道計測タイプ11万5000円、エネルギー監視ソフトは無償提供となっている。初年度2000システム、3年後1万システムの販売を計画している。
新エネルギー監視システムは、発電量や消費電力を計測する「小型エネルギー計測器WTM―PW」、エネルギー監視ソフト「WRS―KBR」で構成。パソコンで太陽光発電量を最小5分間隔で容易にモニタリングすることができる。
デマンド電力/発電計測だけでなく、水・ガスなどのユーティリティーも同時に計測可能なため、工場やビル、マンションなどに最適。ソフトウェアは1本で最大300点までの発電量・消費電力の監視を行える。
主な機能は(1)日報、月報、年報が出力でき、ライン毎や部署単位にグルーピング化することも可能(2)計測結果をCSV形式で出力(3)ナビゲーションウインドウを搭載しており、初心者でもシステム設定が簡単に行える(4)クライアント・サーバ仕様である。クライアントPCは、最大5台まで接続できる。