オリエンタルモーター(東京都台東区東上野4―8―1、TEL0120―925―410、倉石芳雄社長)は、DC電源入力のステッピングモーターユニット「CVKシリーズ」を発売した。販売価格は、標準タイプ2相が1万6500円から、同5相1万8200円から、高分解能タイプ5相が1万8200円から。医療機器や光学機器などの精密位置決め用に3年後月間1万台の販売を計画。新発売のCVKシリーズは、2相、5相モーターのトルクや振動など基本特性を向上、またドライバのサイズや取り付け、I/Oコネクタを同一にしている。低価格も実現。
トルク特性は、モーター巻線設計の見直しと駆動回路の高効率化設計により高電流化が可能になり、2相は250r/min付近の低速でのトルクが従来品比で50%アップ、5相は500r/minで85%アップするなど、高速域で大幅に向上している。
また、フルデジタル制御のフルタイムマイクロステップ駆動ドライバにより、振動レベルを大幅に改善し、全速度域で低振動・低騒音を実現している。
このほか(1)分解能が最大12万5000P/Rで、高精度な位置決めが可能(2)業界最小クラスの高性能ドライバなどの特徴を持っている。