操作用スイッチ各社の主力製品 スナップインロッカースイッチ「Lシリーズ」 20Aまでの電流に対応 オータックス ウエイティング・ハンガー LEDの点滅で品切れ視認 シンデン 新2色変換表示ボタンKP01/KP02/UBシリーズ 制御用カムスイッチB形/BH形 強靱なメカニカル機構採用 不二電機工業

オータックスは、操作用スイッチをはじめ、端子台やコネクタ・ソケット、医療用センサー、各種アルミ加工、ネジ製造、それにDMMS(メカニズム部品のマニュファクチャリング)事業など、幅広い展開を行っている。

操作用スイッチは産業用を中心に、プリント基板上に直接実装するディップスイッチで1000品種超、また電源スイッチでは5000品種を超える豊富な品ぞろえを誇っている。

このうち、スナップインロッカースイッチ「Lシリーズ」に20Aまでの電流に対応できる機種を新たに開発し、発売した。回路特性は単極および2極、端子形状はTAB端子#250(PC端子は開発予定)となっている。

安全規格も、UL、cUL、TUVを取得済みで、既存のLシリーズとともに高電流を要求される事務機器、アミューズメント機器などのアプリケーションをターゲットに市場拡大を目指す。

また、スナップインロッカースイッチ「Vシリーズ」は、標準タイプのほか防塵タイプ、LED内蔵タイプもそろえている。端子形状は、TAB端子#187とPC端子があり、Lシリーズとともにさらなる市場展開に取り組んでいる。
(http://www.otax.co.jp)
シンデンは、操作用スイッチの専業メーカーとして、あらゆるユーザーのスイッチニーズにきめ細かく対応した製品づくりを行っている。

このうち、プッシュボタンスイッチOBSAシリーズは、操作部サイズがφ30、45、60ミリと大きく、薄型となっている。形状も丸、四角、三角、楕円などバリエーションも豊富に完備し。用途に応じて最適な選択が可能。

また、ウエイティング・ハンガー(LEDアラームフック)は、店舗の陳列用フックに、スイッチ、LED、電池を一体化したもので、商品が売り切れるとフック部分が上に跳ね上がってスイッチがONになることで、フック先端のLEDが点滅して品切れを知らせるもの。

LEDの点滅により遠くからでも視認でき、品切れに伴う売り上げロスの防止につながる。同時に在庫管理の手間も省ける。電源は電池を使用のため、配線作業などの手間もなく、誰でも簡単に扱える。

仕様も、売り切れ時に点滅、商品がある時に点滅、常時点滅発光タイプ、2色発光タイプ、価格表示機能付きなどがそろっており、フックの長さ、LED発光色なども用途に応じて各種選べる。
(http://www.shinden.com)
日本開閉器工業は、産業用スイッチの総合メーカーとしてのグローバル№1を目指し、市場ニーズにマッチした製品開発と豊富な品ぞろえで取り組みを強めている。

新製品としては、ステンレス調フランジボタン採用の照光押しボタンスイッチYB2シリーズ、新2色変換表示ボタンのKP01/KP02/NP01/UB/UB2シリーズ照光押しボタンスイッチ、ISシリーズの液晶表示ワイドビュータイプ、IP65の防水構造で高さ1・8ミリの照光押しボタンスイッチYB2シリーズなどを発売している。

新2色変換表示ボタンのKP01/KP02/UBシリーズは、LED照光式押しボタンスイッチ・表示灯の表面フィルム材料の工夫により、1つのスイッチで2つの発光色と表示メッセージが変換できるもの。既発売のUB2、NP01シリーズと合わせて5シリーズがそろい、ボタンの組み合わせで従来の12種類から280種類と大幅に増えた。今回は、新フィルターを採用したことで、表示変換が可能な発光色、表示文字の種類とともに、対象のスイッチも拡大。

発光色は、赤/緑に加え、青/橙を追加し、標準表示文字も4種類から10種類と大幅に増加した。
(http://www.nikkai.co.jp)
不二電機工業は、高頻度の使用にも耐える強靭なメカニカル機構を採用した、制御用カムスイッチ「B形」「BH形」を好評発売中である。

B形、BH形は、機構部に構成部品の最適な配置と耐摩耗性に優れた材料を使用。確実な手応えのある操作感と、500万回に及ぶ高頻度の使用に耐える強靭性を実現した。

機械的に最高の開閉速度が得られるように、カムの形状と可動接触部の角度を最適に設計。さらに、遮断能力を上げながら小形コンパクト化を実現。

これにより、電圧・電流の設定値も余裕を持って決められるようになった。

端子ネジにはセルフアップビスを採用しており、クイックセット配線を実現。

端子は裏側からのスピーディな配線作業が可能で、作業効率を大幅に向上させた。

ケースやユニットは、高性能のポリカーボネート樹脂を採用。重電分野で必要な強度や、温度・湿度・振動など耐環境性を大幅に向上させた。

また、接点部や機構部はシースルーで、接触部の確認が容易にできる。
(http://www.fujidk.co.jp/)

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています

特集の最新記事8件

>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG