雷害対策機器メーカーの音羽電機工業(兵庫県尼崎市名神町3―7―18、TEL06―6429―3541、吉田修社長)は、第11回雷写真コンテストのグランプリに木之元俊久氏の「火山雷・南岳(桜島)への直撃」=写真=を選んだ。
審査委員の石井勝東大名誉教授は「今回は作品として完成度の高いものが受賞作を占めており、火山雷、至近距離への落雷以外は、すべて遠方から撮影した負極性落雷だった。銅賞の中の1点は、一度の落雷で3カ所にほぼ同時に雷撃している様子がよくわかる。珍しい現象ではないが、広く目にしていただく機会ができたことは喜ばしい」と講評している。
次回の雷写真コンテスト募集期間は、2013年12月16日から14年10月10日までとなっている。