【名古屋】パナソニック
デバイスSUNXは、温湿度・照度を計測し、空調、照明などの最適制御を図ることで、快適性を保ちながら空調、照明の省エネ運転制御をサポートする「ECOnect(エコネクト)シリーズ」として、無線環境センサ3機種を発売した。
あらゆる分野で省エネの取り組みが加速する中、工場、ビル、オフィス、店舗などでは、電力削減に加えて、電力以外の温湿度・照度などを計測して空調、照明を最適制御、省エネを推進したいというニーズが高まっている。また、計測データを高速、長距離、かつ安定したワイヤレス通信で広範囲に管理したいという要望があり、今回の製品はこれらに応えるため開発された。
これらは、場所による温湿度のばらつき改善と、不要な照明をオフにする機能で、快適な空間づくりと省エネを両立している。データ通信用の無線ユニットと接続できる「温湿度センサ(壁掛けタイプ)」「照度センサ(壁掛けタイプ)」「照度センサ(卓上タイプ)」の3機種をラインアップ。
業界最長クラスの見通し距離で約200メートルの長距離通信を実現、障害に強く安定した通信も可能で、広範囲の計測に適している。また、スリムサイズにより、設置レイアウトが容易、電池駆動でメンテナンス性に優れる。電池寿命は約10年。
集中管理システムを設置しビル・オフィス・工場などの省エネを管理・支援するエンジニアリング会社、エネルギー管理指定工場などに販売する。