センサー大手メーカー、ドイツ・SICK社の日本法人、ジック(東京都新宿区新宿5―8―8、TEL03―3358―1341)は、2014年1月1日付で、田冨正大社長が相談役に退き、新代表取締役社長に松下実氏が就任した。
ジックは、センサーの総合メーカーとして、各種FA用センサー、安全対策機器、自動認識機器などをそろえて、日本市場でのあらゆるセンサーニーズへの対応に取り組んできた。
この結果、グローバル市場での評価が日本でも着実に定着してきており、業績はこのところ年率10%以上の高い伸びを継続している。
田冨社長は13年間にわたって日本法人の経営にあたり、日本市場での同社の基盤を築くことに貢献したが、今後さらなる飛躍を図るために、今回社長を交代したもの。
松下実新社長は、東京エレクトロン、日本スウェージロックFSTなどで経験を積んできた。
【松下実(まつした・みのる)新社長の略歴】
1960年3月8日生まれ。53歳。83年3月慶応義塾大学法学部法律学科卒業。同年4月東京エレクトロン入社。98年1月東京エレクトロンアリゾナ副社長、02年4月東京エレクトロン拡散システム部長、04年4月同社広報・IR室長。07年9月ノベラスシステムズジャパン
シニアディレクター。10年1月日本スウェージロックFST副社長。14年1月ジック代表取締役社長に就任。