日本ロボット工業会、製造科学技術センター、マイクロマシンセンター及び技術研究組合NMEMS技術研究機構の3団体は9日、合同賀詞交歓会を東京プリンスホテルで開催した。
3団体を代表して挨拶に立った日本ロボット工業会津田純嗣会長は「2013年のロボット業界は前半厳しかったものの、後半受注が大幅に回復したことで、12年並みの生産になった。14年は、海外の景気改善や、国内での『生産性向上設備投資促進税制』などの効果で6000億円台の回復を見込んでいる。当工業会では『市場の拡大』『産学などの連携による研究開発』『国際標準化、国際協調・協力』の3点を重点項目として取り組む。製造科学技術センターは、3Dプリンターを中心とした新しいものづくり技術開発プロジェクトへの参画、マイクロマシンセンター及び技術研究組合NMEMS技術研究機構は、オープンイノベーションを支援するMNOIC活動の本格化などに取り組んでいく」と述べた。