イノテックの子会社、三栄ハイテックス(浜松市東区子安町311―3、TEL053―455―1555、間淵義宏社長)は、中国・成都市に半導体設計の三栄高科設計(成都)有限公司を設立、1月から本格業務を開始した。
同社は2011年、中国デザインセンターを開設し、日本の顧客からの設計業務を受託してきたが、今後さらに成長が見込めるとして全額出資の三栄高科設計(成都)有限公司を設立した。代表は、間淵社長が兼務する。
新会社は、日系企業および中国国内企業との直接契約による取引拡大を図り、14年の単年度黒字化をめざす。
そのため、レイアウト設計だけでなくアナログ設計や自動車向けモデルベース開発分野へ事業を拡大する。