IDECとシュナイダーエレクトリック(セルジュ・ゴールデンベルグ社長)は、互いの得意技術と製品力を生かして、兵庫県神崎郡福崎町の敷地4万7635平方メートルに、発電規模2MWと700kWのメガソーラー施設で、昨年12月19日から一般家庭約700世帯分に相当する発電を、また神戸市西区伊川谷の敷地約2万5000平方メートルに、発電規模2MWのメガソーラー施設で一般家庭約500世帯分に相当する発電を今月23日からそれぞれ開始した。
神戸市西区伊川谷には、もう一つの発電規模2MWの施設も完成しており、関西電力との連携で発電待機をしている。
この施設は、IDECグループが太陽光発電設備のシステム設計から、最適なハードウェアとソフトウェアの選定、施工、保守メンテナンスまで一括提供する「メガソーラー・ワンストップ技術」を担当。
これに、シュナイダーエレクトリックがグローバル市場で培ってきた、太陽光発電事業での高い技術力を生かし、日本の法規や風土に適合した「パッケージ化した昇圧変電所」との融合を図り、完成した。
同昇圧変電所は、パワーコンバーター、昇圧変圧器、配電盤などをパッケージ化。イニシアルコストの軽減や現場施工による作業時間の短縮、短納期で昇圧変電所を納入、輸送時間の短縮化、高信頼性、ダウンタイムの最小化、あらゆるニーズに対応するモニタリングシステムなどの特徴を持つ。
現在、太陽光発電は長期的展望に基づいた設備建設・運用の確保が課題になっており、開設時のクオリティーとコスト、施工期間の短縮、運用開始から20年間は、スペアパーツやテクニカルサポートの提供・保証などが求められている。今後両社は、案件ごとに最適プロジェクトを編成し、ワンストップ受注を推進する方針である。
なお、両社は電気制御機器分野の技術・製品開発で20年以上のパートナーシップを構築、相乗効果による高品質な製品・サービスを提供してきた。
今後も、太陽光発電事業などで互いの技術力と製品力を融合し、効率的なソリューションとともに、エネルギーマネジメント分野に貢献したいとしている。