新春賀詞交歓会を、東京・浜松町東京會舘で17日開催した。
あいさつに立った長崎春樹会長は「当工業会の2013年度通期の出荷額は6550億円と前年同期比110・9%を見込んでおり、3年ぶりの110%超えとなる。今年は工業会が50周年という節目の年を迎える。事業ドメインの拡大に向けて、対象品目、対象領域、対象地域の3つの切り口で取り組む。品目では今後の成長産業分野の分析ができるようにサポートし、領域では制御セキュリティ対策を通じ、より安心・安全に構築・運用する指針を策定して、製品の差別化により需要拡大を図る。地域では安全資格認証制度のタイでの定着を加速し、アジア地域との連携を強化していきたい。今年度は将来につながる『次世代事業』の検討にも着手して、社会貢献のできる工業会としての存在感を高めたい」と述べた。