今年3月期は、太陽電池関連、医療機器向け販売が堅調に推移し社会インフラ系の大型案件も入ったほか、最近は工作機械、ロボット、半導体製造装置向け販売も良い。売上高は上期が前年同期比104%に対し、下期は10~12月が133・3%で推移、通期では115%から117%、金額で170億円は堅い。
今年の景気は、メーカー、お客様の多くが2桁の成長を見込んでおり、消費税引き上げで一時的な減少の懸念はあるが、総じて良くなる。とくに、既設のリニューアルと工場の情報化投資が増える。
当社は2年後の2015年3月期に売上高200億円をぜひ達成したい。売り上げは「当社のあるべき姿」の実現に向けて取り組んだ結果、生まれる収入である。
この「当社のあるべき姿」とは、チャレンジを続け可能性を追求実行し、企業風土の改革を行い、10年の大計構築をすることである。また、お客様の課題解決を実現するために、パートナーとしての役割を完遂し、感謝・感動いただけるサービスで喜びを共感できる企業と成す。
今年は「変化対応力と創造、そしてチャレンジ」を掲げて取り組む。企業風土の改革では自立型社員、筋肉質で持久力のある企業体質を作り、お客様との信頼関係強化では感謝・感動・共感、スピード感を持って臨む。
市場戦略では、制御・電子・IT機器で社会インフラ、医療機器、工作機械、ロボット産業に注力し、既存設備のリニューアルや工場の情報化投資へシステム提案をする。グループシナジーの追求、中国を始めとする海外事業の拡大と連携、お客様の課題解決と仕入れ先との連携強化、そして海外仕入先の拡大も図る。