ロームは、さらなる省エネ化ニーズに対応するため、オフィスや店舗向けに業界最高の発光効率190lm/Wを実現した、直管形LEDランプ「R―FAC40MN1」=写真=の販売を開始した。オープン価格。
R―FAC40MN1は、基板に高反射シートを採用し、カバーの透過率と光の拡散率を最適化する光学設計技術により、光の取り出し効率を従来品に比べ11%向上させた。これにより、従来の直管形LEDランプと比べ約24%、インバータ式蛍光灯に比べ約60%の消費電力削減を実現した。
LED光源効率も11%アップするとともに、独自の電源回路技術により電源効率を2%向上。全光束は2480lmを確保。
さらに、一般的な直管形LEDランプと比べ電源を薄型化し、チップ間の間隔を狭めることでムラのない均一な面発光を実現。光拡散技術で眩しさを抑制し、長時間の使用でも目に疲労を感じさせない。
演色性は独自の蛍光体技術によりRa80を実現し、自然光に近い上質な光を実現。
口金は、一般的な蛍光灯と同じG13を使用。簡単な工事のみで既存の照明器具が使用でき、簡単に置き換えできる。
同社では、3月から月産1万個体制で量産を開始するが、今後、明るさや色温度など順次ラインアップを拡充する予定である。