安川電機は、新形アーク溶接用ロボット「MOTOMAN―MA1440」に一体化し装着できるサーボフィーダ、ならびにEAGL工法によりスパッタを極限まで低減した低スパッタ溶接パッケージ「MOTOPAC―WL200+」の販売を開始した。価格はオープンで、年間300台の販売を計画。
EAGL工法は、溶接波形に同期して溶接ワイヤを正送と逆送を繰り返して行うことで強制的に短絡移行させており、短絡解放時に発生するスパッタを極限まで低減させることにつながる。これにより、溶接品質の向上とスパッタ対策へのコスト低減を実現した。
また、送給ユニットがロボットアームに一体化でき、従来トーチと同様の動作領域を確保できる。