山洋電気は、ACサーボアンプ「SANMOTION
R」3Eモデルに、容量600Aを追加し、3月3日から発売する。価格はオープン。
新製品は、速度周波数応答が、同社従来品比で約1・5倍の600〓を実現しており、位置決め時間を短縮でき、機械のタクトタイムの大幅削減につながる。
また、モータのトルクをオフにする安全機能(STO)を向上させて、国際規格SIL3/IEC61508、PL=e/ISO13849―1に適合しており、高い安全性が必要な装置にも安心して使える。
さらに、同社従来品比で運転時の電力損失を最大5%削減、待機電力の最大20%削減など省エネに貢献し、消費電力モニタ機能により、装置の使用電力量も監視可能。
そのほか、装置の立ち上げ、サーボ調整、トラブルシューティングを簡単に行うための機能が充実しており、短時間で簡単にサーボシステムを使える。
主な用途は、射出成形機、ばね成形機、油圧ポンプシステムなど。