コグネックス(東京都文京区本駒込2―28―8、TEL03―5977―5409、井上誠社長)は、高速・高性能ながら手頃な価格を実現した工業用ハンドヘルド型バーコードリーダ「DataMan8050シリーズ」を発売した。
新製品はFA現場の過酷な環境にも耐える頑丈な筐体と、同社が独自開発した世界最高クラスのバーコード読み取りアルゴリズムにより、工業用ダイレクトパーツマーク(DPM)用バーコードリーダの新たなスタンダードを目指している。
光沢ラベル、インクジェット直接印字、レーザー刻印といった用途ごとに専用リーダを使い分けることなく、8050シリーズ1台であらゆる用途に対応し、難しいバーコードや二次元コードも簡単・瞬時に読み取ることができる。
特に、自動車、消費者向け電子機器、航空宇宙、パッケージングなどの難しいバーコードでも、二次元コード読み取りアルゴリズムがDataMatrix、QRコード、PDF417、Aztecコードなど、様々なシンボルを素早く読み取れる。
さらに上位モデルの8050ⅹは、金属部品にドットピーンやレーザマーカで刻印された最も難しいDPMに対しても、高速で高い読み取り性能を発揮する。
そのほか、多様な通信ニーズに対応できるように、現場で簡単に交換可能な有線用と無線用の通信モジュール方式のインターフェイスを採用しており、USB、USBキーボード、RS―232、Bluetoothワイヤレス通信など、業界標準の通信規格が使用できる。