日本電気制御機器工業会(NECA)の業務委員会の開催回数が1月24日で500回となったことから、記念式典と祝賀会が浜松町東京會舘で24日開かれた。NECAは1964年5月に任意団体として創設されたが、業務委員会は68年に技術委員会とともに設置され、69年4月に第1回の委員会が開催された。
初代委員長には日本開閉器工業の故大橋幹雄氏が就任し、その後中村勇治氏(オムロン)、町田啓一氏(同)、高橋一弘氏(同)、園武志(和泉電気=現IDEC)、篠原義夫氏(オムロン)が歴代委員長を務め、現在7代目委員長としてオムロンの佐藤正博氏が就いている。
業務委員会は、技術委員会とともにNECAの活動の根幹を成す委員会として位置づけられ、生産統計調査、展示会の企画、工業会誌の発行、工業会カタログの発行、会員増強など、多岐にわたる活動を行いながら、その後分科会や新たな委員会発足への道筋を拓いてきた。
現在の業務委員会は12社で構成し、毎月1回委員会を開催している。
式典には歴代の委員長や委員、市場調査研究会委員など約30人が参加。佐藤委員長は「過去の足跡をわかる範囲で調べた記念冊子を作成した。今後もNECAの発展とともに業務委員会も成長を続けていきたい」と語っている。