フエニックス・コンタクトは、実際の制御盤をイメージした「スケルトンボックス」を展示する。
制御盤は、DINレール端子台、産業用ハブ、電源、Ⅰ/Oシステム、安全機器、丸型防水コネクタなどによって構成されている。今回特に力を入れているのは、同社の推進する次世代の接続方式「プッシュインテクノロジ」を採用した機器で、DINレール端子台、リレー、ブレーカー、産業用コネクタなどを紹介する。
プッシュイン式DINレール端子台「PTシリーズ」は、従来の配線時間を大幅に削減でき、メンテナンス不要で信頼性の高い端子台として、発売以来多くのユーザーで採用が拡大している。端子台幅3・5ミリの薄型省スペースの製品から、定格接続線径95平方ミリ、定格電流/電圧232A/1500Vの動力系をカバーする製品までを「プッシュイン接続」でシリーズアップしている。
「プラグ式」のバリエーション「COMBIシリーズ」も好評で、さらに現場での配線工数削減、配線品質向上に貢献している。PTシリーズは食品機械、工作機械、搬送機器、半導体製造装置などのFA関連だけでなく、船舶、鉄道、受変電設備、PV、風力など幅広い分野で採用されており、今後の産業界への貢献が期待されている。
(http://www.phoenixcontact.co.jp)