中央無線電機(東京都千代田区外神田3―3―1、TEL03―3255―1277、藤木正則社長)は、「第15回中央会総会」を東京・浅草ビューホテルで17日開催、会員会社78社から64社80人、メーカーから18社35人の合計115人が出席した。同会は、中央無線電機の販売商社、アッセンブリーメーカーなどの会員と仕入れ先メーカーで構成されている。
総会の冒頭、藤木社長があいさつに立ち「景気動向のデータのひとつである昨年12月の日銀短観で、業況判断DI指数の中小企業製造業が21年振りにプラスに転じた。中身もこれまでは輸出が牽引してきたが、今回は個人消費と公共投資が牽引しており、今年は消費税増税を乗り越え、設備投資にバトンを渡せるかが注目のされるところである。我々一人一人は微力かもしれないが、お互いにこういう場での商品と情報交換を通じて、夏以降には午年にちなんで天高く馬肥える秋を実感として、皆さんと味わえるような年にしたい」と述べた。
続いて、メーカー各社の紹介が行われた後、中央会会長である日の丸無線通信工業屋宮芳高社長が世界遺産に登録された富士山への過去6回の登山経験を例に「三浦雄一郎氏は80歳でエベレストに登ったが、我々は歳をとっても、仕事でも趣味でも生き生きと取り組んで若い人の世話にならないように過ごしていきたい」とあいさつをした。
総会では、2013年度の行事報告と14年度の行事予定がそれぞれ承認された。
また新会員として、飯田通商、新電機材、共立エーティーエス、金大電子産業、京王電子、松陽電工、永光電機、新倉電機の8社が紹介された。
その後講演会に移り、ベースボールスピリッツの奥村幸治理事長が「プロ野球チームにみる~強い組織のつくり方」と題して行った。