オムロンは、産業用小規模太陽光発電システムの発電量やエラー履歴を表示するカラー表示器「形KP―CM2F」=写真=を発売した。オープン価格。3年間の累計販売目標は1万台。
KP―CM2Fは、低圧連携が可能な50〓未満の小規模太陽光発電システム用のカラー表示器。4つの見える化コンセプトで、太陽光発電システムの管理をサポートする。
同社製パワーコンディショナが最大12台接続できる。全量買い取り制度に対応するため、情報表示にグラフィックを多用。直感的な操作を提供するユーザインタフェース(GUI)として、発電量をグラフなどでシンプルに表示する。
従来機種と同様、発電量の履歴を年単位/月単位/日単位で記録することができ、PCで出力できる。さらに、エラー履歴や電圧上昇抑制履歴が表示可能。各履歴情報をそれぞれ最新100件まで記録でき、メンテナンス時の確認や活用が可能となる。
表示画面は、5・7インチカラーTFT液晶(640×480ピクセル)、表示ユニット接続台数は無線5台/有線1台。表示内容は、発電(瞬時/積算値)、過去実績比較、エラー履歴、電圧上昇抑制履歴。通信方式は、無線が特定小電力無線通信、有線通信はRS―485準拠。
外形寸法は、表示ユニットW160ミリ×H127ミリ×D33ミリ、計測ユニットW135ミリ×H207ミリ×D37ミリ。重量は表示ユニット約320グラム、計測ユニット約410グラム。