ロボットビジネス推進協議会(山本芳春会長)は、2014年(平成26年)度通常総会を、東京・浜松町東京會舘で3日開催した。
13年度は生活支援ロボットの実用化に向けて、NEDOと連携したサービスロボットの安全基準策定で日本からの提案が国際規格ISO13482として制定される成果を挙げた。
14年度は、この規格について、より具体的に議論を深めるために「標準化対応WG」を新設し、3つのSWG(身体アシストロボット、移動作業型ロボット、搭乗型ロボット)を設け活動する。ISO13482で規定し得ていない部分や、より日本の規格の差別化(高機能化)を図ることなどを狙っている。
また、20年の東京オリンピック・パラリンピック開催に合わせて、ロボット技術が使える形にアピールできるようにするために「2020年プロジェクトWG」も新設することになった。