イグス(東京都墨田区錦糸町1―2―1、TEL03―5819―2030、北川邦彦社長)は、ドイツ本社が創業50周年とイグリデュール軸受の誕生30周年を記念して、この製品を搭載した小型自動車で耐久テストの世界ツアーを実施していると発表した。「寿命を延ばしてコストを下げる」理念をイグスカーで実証する。
イグスカーには、56個のイグリデュールポリマー製滑り軸受を搭載している。スロットルボディ、サイドブレーキ、ウインドウリフター、ブレーキペダル、オルタネーターなどに使用し、耐久力をテストしている。
イグスカーは、最初の国インドで5000キロメートルを走破し、中国に移動中。その後、韓国、台湾、日本、ブラジル、米国へ向かう予定。日本には5月に上陸する計画で、「人とくるまのテクノロジー展」で公開するほか、顧客を訪問する。