三菱電機は、シーケンサで他を寄せ付けないトップシェアを確立している。現在、MELSEC―Qシリーズ、Lシリーズ、Fシリーズを中心に展開しているが、今年6月からはⅰQ―Rシリーズの販売も予定している。
このうち、Qシリーズの新型シーケンサCPUユニット「QnUDV」は、演算性能の向上、デバイスのメモリ容量アップにより基本性能を向上させ、命令の演算処理性能やEND処理時間短縮により、装置・設備のタクトタイムの短縮が図れる。また、ST言語やファンクションブロックの演算処理高速化によりプログラムの再利用性、可読性の向上を実現。
さらに、CPU内部デバイスを60Kワードに容量アップ、オプションのSRAMカセットの増設により標準RAMを最大4Mワードに拡張できるなど、大容量データの取り扱いも容易。
その他、低周期割込み間隔を短縮することにより装置の高精度化が可能、USB・Ethernetを標準装備、SD/SDHCメモリカードスロットを装備、単体でデータロギングができトレーサビリティに必要なデータを簡単に収集可能などの特徴を持つ。
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