日本企業の模倣被害総額 13年度、1000億円超える 68%は中国企業

日本企業の2013年度の国内外での模倣被害総額は、1001億円と12年度比約21%減少し、1社当たりの平均被害額は1億9000万円になっている。

国・地域別では、模倣被害を受けた企業の67・8%が中国で、続いて台湾が21・3%とこれらの国での被害率が依然として高い水準にある。

また、模倣被害を受けた企業のうち20・2%がアセアン6カ国(インドネシア、タイ、マレーシア、シンガポール、ベトナム、フィリピン)で被害を受けたと回答しており、同地域における被害が増加傾向になっている。特許庁がまとめた「模倣被害調査報告書2013年度版」により明らかになった。

権利別の被害の割合は、商標が59・4%、次いで、意匠36・3%、特許・実用新案31・6%、著作物17・8%となっており、模倣被害を受けた企業のうち、複数の権利で被害に遭っている企業の割合が増加傾向にある。

さらに、インターネット上の模倣被害についても、模倣被害を受けた企業のうち62・3%(前年度53・9%)がインターネット上で被害を受けたと回答しており、この割合が年々増加傾向にある。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG