国内最大の電気設備機器・資材・工具などの関連総合展示会である「JECAFAIR2014第62回電設工業展」(主催=日本電設工業協会)が、5月28日から3日間、インテックス大阪(3・4・5号館)で開かれるが、このほど出展者数がほぼ固まった。
出展者193社(580小間)で、小間数は大阪開催では過去最大となっている。このほかに、スモールブース3、トライアルブース1。このうち、新規出展が24社(国内21社、海外3社)で、海外からは台湾、中国、韓国、タイ、インド、シンガポールとなっている。
同展は毎年、東京と大阪で交互に開催している。今回の展示会テーマは「明日を見つめる電設技術!
人と地球のエコライフ」。
東日本大震災発生以降、日本全体でエネルギーへの関心が高まり、あらゆる面で「省エネ・新エネ・蓄エネ・創エネ」への取り組みが行われているが、同展には、こうしたエネルギーに最も関連深い電気設備機器が展示される。
今までは電設工事関連機材の展示が目立ったが、最近はスマートエネルギーやスマートシティの実現に向けて、ネットワークを構築するための関連機器が増えている。今回から日本電機工業会(JEMA)も協賛することになっており、より一層システム的な内容の展示会となってきている。
また、今回で53回目を迎える恒例の製品コンクールも実施が予定されている。
初日の28日には特別講演会として、京都大学大学院工学研究科藤井聡教授が「国土強靭化とアベノミクス」と題して行われる。
そのほか、出展者によるプレゼンテーションセミナー、「お楽しみ抽選(スタンプポイント)」、JECA取り組みパネル、2013製品コンクール参加製品パネルコーナー、電設資材電子カタログ(JECAMEC)コーナー、図書販売コーナーなども設けられる。
同展の入場は登録制(無料)だが、事前登録の受付も行っている。事前登録をすると、会場への入場がスムーズなほか、抽選スタンプラリーなどで特典が付いている。
同展の公式Webサイト(http://jecafair.jp/)。