河村電器産業は、業界最大級の開閉器容量20Aを実現した産業用接続箱「PVHシリーズ」「SPVHシリーズ」を発売した。太陽光発電システムの低圧配電設備費を大幅に削減できる。
これらは、1回路あたりの入力電流を、従来の10Aから20Aに容量アップ、回路数が2分の1で済み、設備費、施工費を大幅に削減可能。
従来の最大入力電圧DC600Vから750Vに使用範囲を拡大、すべての低圧区分の太陽光発電システムに対応している。
また、従来はオプションで用意されていた外アンカー固定金具が標準装備になった。4回路単位で開閉器、ダイオードをユニット化、盤寸法が小形になり、設置性がアップしている。
薄膜系太陽電池モジュールの場合、1回路を20Aとすることで、従来の1アレイ1回路を2アレイ1回路にできる。
「PVHシリーズ」は鉄板製、「SPVHシリーズ」はステンレス製。折板屋根用の平置きタイプもある。
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