日本電産コパル電子は、フジソクブランドを含めた各種スイッチを幅広く展開している。新年度の4月から、微小電流用の新製品3シリーズを発表した。
検知スイッチ「CF―DA」は、可動範囲7・5ミリとロングストローク、セルフクリーニング機構により塵埃に強い。また、制御側へはコネクタ接続によりプリント基板が不要である。レバースイッチ「CF―LD」は、ネットワーク関連装置やシステムサーバなど、高い信頼性が要求される機器の設定用に開発。超小型設計で、レバー操作部には溝をデザインし、レバー色も3色ラインアップするなど、操作性と視認性を追求している。端子形状も3種用意し、いずれも自動半田が可能。
押しボタンスイッチ「CF―PD」は、遊戯機器や自動販売機など中型・大型装置向けの用途を見込んでいる。付属の樹脂ナットによるパネル取り付けが最大の特徴で、機器デザインの自由度アップに貢献し、パネル取り付け強度も向上した。さらに、金属ドーム形接点の採用により、シャープなクリック感も実現している。同社は今後もさらなる飛躍に向け、新製品・新技術の開発に積極的に取り組む計画。
(http://www.nidec-copal-electronics.com)