パナソニック デバイス SUNXは、ヘッドとコントローラーの小型化により、装置のダウンサイジングを実現する小型CO2レーザーマーカー「LP-GSシリーズ」を発売した。コネクタ、基板、電子部品などに構成祭なマーキングが行える。
従来のCO2レーザマーカは、ヘッドやコントローラのサイズが大きく、スペースを占有するという問題があったが、今回の製品ではヘッドサイズなどの小型化を実現、フロアコスト削減に役立つ。
また、ヘッド部は上下左右どの方向にも取り付けられるため、装置設計の自由度が向上。
ワークの高さに合わせてワーク間距離の調整ができるZ軸制御機構を内蔵、印字品質と段取り替え工数を大幅に改善、多品種生産に対応する。
また、新専用ソフト「Laser Marker NAVI smart」を用意、タブレットPCを使用すると、タッチ操作が行える。さらに無線接続も可能となっており、ケーブルの引き回しが不要。
PLCが不要でカメラを直接接続でき、カメラの補正データをレーザマーカに取り込めるため、PLCのプログラム設計工数を省くことができる。
ガイドレーザは、赤色半導体レーザ、波長655nm、クラス2レーザ最大出力1mW以下。印字範囲は55×55ミリとなっている。