富士電機は、オ-ルSiC(炭化ケイ素)モジュ-ルを適用した大容量メガソ-ラ-用パワ-コンディショナ「PVI1000AJ―3/1000」を8月から発売する。
新製品は、昇圧回路にオ-ルSiCモジュ-ルを採用することで、スイッチング損失と導通損失を大幅に低減しており、業界最高のパワ-コンディショナ変換効率98・8%(従来機種98・5%)を実現、メガソ-ラ-の発電量増加につながる。
また、オ-ルSiCモジュ-ルを採用することで回路を小型化でき、従来機種に比べて盤のサイズを20%縮小した。これにより、大型な盤など分割して運搬し現地で組み立てるといった施工コストも削減できる。
出力容量は、屋内型としては業界最大の1000kWを実現しており、大容量化により、中小容量のパワ-コンディショナを複数台設置する場合と比べて、トランスや空調などパワ-コンディショナに必要な周辺機器の台数を減らし、コストの削減にも貢献する。
外形寸法は、2980W×900D×1900Hミリ。