安川電機は、フィンランドの風力発電用電機品メーカー、スイッチエンジニアリング社(スイッチ社)の全発行株式(スイッチ社が保有する自己株式を除く)を取得し子会社化することで合意した。
同社は昨年9月、スイッチ社と製品相互供給で業務提携し、同社が得意とする高圧大容量ドライブと、スイッチ社が得意とする低圧大容量ドライブとの製品補完で、急成長が期待される風力発電設備市場において風力発電用電気品(発電機・コンバータ)サプライヤとしての確固たる地位の確立を目指して取り組んでいる。
今回、子会社化することでモータ技術、パワーエレクトロニクス技術を両社の共通基盤にしながら、両社の得意とする技術を融合させた画期的な製品やソリューションを、風力や潮流発電をはじめ、船舶、インダストリー事業などへ提案し、事業領域を広げていく計画。