シュナイダーエレクトリック(東京都港区芝公園2―4―1、TEL03―6402―2001)の社長に、子会社であるデジタル(大阪市中央区北浜4―4―9、TEL06―6208―3133)の安村義彦社長が7月1日付で就任した。安村社長はデジタルの社長も兼務する。
今後、安村社長はシュナイダーエレクトリックグループのグローバルオペレーションズチームの一員として、日本市場での関連会社を含む、同社グループのビジネスの日本統括責任者として取り組む。
安村社長は1992年デジタルに入社。西日本地区と欧州地域において事業拡大に取り組み成果を挙げてきた。特に国内では中四国ブロック長として、数々の地方オフィスを設立し事業を拡大した。
2000年から欧州における事業立ち上げに携わり、主要国での拠点開設と代理店の獲得を指揮した後、05年に全域のヘッドオフィスであるプロフェースヨーロッパ(オランダ)の社長に就任。欧州全域で「Pro―face」の認知度向上に貢献した。
今回、安村社長のデジタル及びシュナイダーエレクトリックグループにおける実績と、日本市場の特性や変化に対する深い見識が評価され、シュナイダーエレクトリック社長就任となった。
【安村義彦(やすむら・よしひこ)氏の略歴】
1963年大阪府出身。87年追手門学院大学卒。エンタープライズソフトウエアメーカーを経て、92年デジタル入社。05年プロフェースヨーロッパ社長。10年9月デジタル取締役副社長、11年1月代表取締役社長。