アルゴシステム(大阪府堺市美原区小平尾656、TEL072―362―5067、北浦敏雄社長)は、顧客の生産性向上を進めるために、多様化と統合化が可能なハイバリューパフォーマンスの高機能表示器「HiViP―Gシリーズ」を発売した。
同シリーズは、プログラミングレスのHMIソフトウェアを搭載。従来の表示器では実現不可能だった多様化と統合化を同時に実現したハイバリューパフォーマンスの高機能表示器。
インテルの高性能プロセッサ「BayTrail(QuadCore)」を搭載。同社のCeleronプロセッサ搭載機種に比べ、CPUの演算能力は約2倍と高速処理が可能。グラフィック性能は約3倍で、これまで難しかった高精細な動画再生も容易に実現し、新分野での使用も可能である。
消費電力は同社従来機種の約半分で、省エネ設計により高信頼性を実現している。
プログラミングレスのHMIソフトウェアは、情報系と制御系を統合した工程監視構築ツール「JoyWatcherSuite」ベースで多彩な機能を有しており、機械・装置から工場やプラント、ビル設備など、様々な監視システムを構築できる開発環境を装備している。Windows搭載で多くのアプリケーションが実装可能。PLCは最大16台まで同時接続できる。
標準搭載したサーバが各社のPLCと通信し、データベースに保存。
通信データは、監視画面やトレンドグラフなどの画面で表示する。言語は11言語に対応。600種類以上の豊富な表示パーツを備え、自作も可能である。さらに、データベース搭載で上位のSQLやOracleと連携できる。
なお、同社では豊富な経験と実績で各種の受託開発も行っている。