産業用オープンネットワーク関連団体とベンダーなどが一堂に会して展示とセミナーを行う「産業オープンネット展2014」が、名古屋(2日、ウインクあいち)と東京(4日、大田区産業プラザPⅰO)で開催され、両会場合わせて約1000人が来場した。
今年で3回目となる同展は、工場内通信の普及に取り組んでいる10のネットワーク団体が共同で運営と誘客活動を行うことで、各オープンネットワークの比較、およびオープンネットワーク間の接続デモ、セミナーなど、最新の技術を見る、聞く、触る、比較するなどが一堂に会して行えることから、ユーザー、ベンダーから好評を得ている。
今年は協賛10団体と、協賛会社47社が参加した。協賛会社は昨年に比べ8社増え、今までで最高となった。
セミナーは、1コース30分で30コースを3会場に分けて実施したが、座る椅子がなくなり、立って聞く会場も出るなど、好評であった。
展示コーナーでは、エンジニアリングデモとして、実機の接続で通信プログラムをどのように作るかのイメージを理解することも行われた。
同展実行委員会の元吉伸一日本プロフィバス協会会長は「事前予約していないで当日来場した方も多く、受付での登録が追いつかないほどであった。来年の開催は今後の実行委員会で検討していきたい」としている。