ARCアドバイザリ・グループ主催、オートメーション新聞など協賛の「第16回ARC東京フォーラム2014」が、東京・両国のKFCホールで15日開かれ、約200人が参加した。
「変遷する産業‥コネクテッド・ワールドにおける情報主導型企業」をテーマに開かれた今年のフォーラムでは、ARCラルフ・リオ氏の「グローバル市場動向とビジョン」と題した基調講演の後、シーメンス・ジャパン、日本マイクロソフト、三菱電機から新技術戦略の報告が行われた。この中でシーメンス・ジャパンのミヒャエル・トーマス氏は話題のインダストリ4・0に触れ、「すべての業界に影響を及ぼす取り組みであり、工業生産のネットワーク化、製品と生産設計の統合、サイバー・フィジカルシステムが重要である」と述べた。
また、「情報主導型企業への挑戦」では、三菱化学エンジニアリング、日本エマソン、横河ソリューションサービス、ARCの各社から発表があり、その後、「安全な製造オペレーション―人・組織・システムによる防護」をテーマにパネル討論が行われた。