フエニックス・コンタクトのDFMC1、5シリーズは、制御出力やセンサー入力など増加するI/O接続に必要な機能をコンパクトにまとめた基板用コネクタ。最大40極(20極2列)を3・5ミリピッチのボディにまとめ、さらに現場配線工数を大幅に低減するプッシュインテクノロジ(単線や棒端子などは差し込むだけで配線が完了)。さらにはコネクタの着脱を簡単確実にするロックリリースレバーなど、機器設計と配線作業の双方のニーズを満たす仕様となっている。適合する基板実装用ソケットは、THR(スルーホールリフロー)技術に対応しており、自動実装およびリフロー工程でのはんだ付けにも対応している。この技術によって他の表面実装部品と同時に実装することが可能となり、ユーザーの生産効率を大幅に向上する。
また、固定長ハーネスを、現場での配線にすることにより長さ違いのワイヤハーネスを準備する必要がなく、全体での最適化を図ることが可能。
最大電線は1・5平方ミリ、定格電流は8Aと小型の電源用のコネクタとしても十分な仕様となっており、I/O以外の幅広い用途に利用できる。「TECHNO
FRONTIER」(東2ホール小間番号2J―205)に出展、展示する。
(http://www.phoenixcontact.co.jp)