ピーアンドエフは、近接センサでは幅広いラインアップを有しているが、この中でもアナログ出力近接センサ、PMIシリーズで360度の位置検出が可能な「PMI360D―F130」モデルがユニークだ。
ワークの回転軸にメタルが埋め込まれた専用ターゲット「BT―F130―A」を取り付け、センサ本体に埋め込まれたコイルで位置検出する仕組みで、3種類のバリエーションがある。
回転動作角度に比例したアナログ出力(電流4―20mA/電圧0―10V)のタイプ、3つのスイッチング出力を持つタイプ、そしてアナログ出力と2つのスイッチング出力を組み合わせたタイプが完備。組み合わせタイプのセンサは独立したON/OFFスイッチ付きのアナログ位置フィードバックセンサとしてバルブアクチュエータの開き角度モニタリングなどにメリットを発揮する。
測定範囲とスイッチング範囲両方のパラメータ化が可能で、精度は〓〓1度以内。また、測定方向は時計回りまたは反時計回りの選択ができる。0地点と出力地点のティーチングも可能。コンパクトで80ミリ×30ミリの標準取り付けプレートに設置可能、接続はM12コネクタケーブルを使用する。
(http://www.pepperl‐fuchs.jp)(紙上参加)