シュロフ(横浜市港北区新横浜2―5―1、TEL045―476―0271、山重賢社長)は、組み立て/分解が簡単で、EMC保護対応のエレクトロニクス用ケース「インタースケースM」=写真=を発売した。
新製品は、エレクトロニクス業界における「小型化」「省ロット化」のニーズに対応しており、ファンレス・フィールドバス・エンクロージャーや、シングルボードコンピュータ、POSシステムなどでの採用を見込んでいる。
ケースの組み立て工数を削減するため、わずか2本のネジで組み立て・分解が可能になっており、試作機、少ロット生産に適している。
また、接合部は噛み合わせ構造で、ケース全体がEMC保護構造のため、産業用アプリケーションでも使用できる。通気口付きサイドプレート仕様でも、2G〓の周波数で20デジベルのシールド性能がある。
機種ラインアップは、高さ44ミリ、幅133ミリ、奥行き133ミリから。年間1億円の売り上げを見込んでいる。